TMOSは東海大学気象観測システム (Tokai University Meteorological Observation System)のことです。本システムは、東海大学中島研究室と長研究室が共同で設置運営しています。
現在、TMOSは東京都渋谷区(東海大学 東京キャンパス(渋谷))と沖縄県八重山郡竹富町(西表島 東海大学 沖縄地域研究センター浦内施設)の2カ所に設置されています。なお、代々木キャンパスおよび西表島のTMOS測器は全て気象庁検定取得済みです。
観測項目は、気温、湿度、風速、風向、そして降水量です。当研究チームでは雲画像自動収集システム(TACPAS)の設置運営も行っており、同時刻に撮影されたTACPAS画像とTMOS気象データを併せてみることで、現地の気象状況をより具体的に理解することができます。
* 観測項目(代々木、西表島とも)
2秒ごとの出力 T, HM, WS, WD
10分ごとの出力 T, HM, WS, WD, PR
24時間毎の出力 T, HM, WSの最大値・最小値のその時刻、WS最大時のWD
10分ごとの出力 T, HM, WS, WD, PR
24時間毎の出力 T, HM, WSの最大値・最小値のその時刻、WS最大時のWD
謝辞:
東京都渋谷区(東海大学 代々木キャンパス)と沖縄県八重山郡竹富町(西表島 東海大学 沖縄地域研究センター)に設置されているTMOSは、国立環境研究所、科研費等の助成を受けて設置運営されています。西表島への設置と運営においては東海大学沖縄地域研究センターのご協力を得ています。
(備考)
- 科研費基盤(B) 21300294「地域分散型観測システムを活用した地球環境教育の実践」 研究代表者 長幸平
- 国立環境研究所GOSAT(いぶき)科学研究「Development of the algorithms for cloud screening and retrieveing the cloud optical and microphysical properties using TANSO/CAI」 研究代表者 中島孝